桜満開

ようやく連敗脱出。黒田は相変わらずビシビシ来ていたけれど、それを一人で打ち砕いたのが桜井広大。まずは二回の先制ホームラン。黒田のアウトコースを真っ直ぐを豪快にセンターバックスクリーンまで打ち返した。これが甲子園での初ホームラン。
五回表の守備では、嶋のライト後方の打球をフェンスに激突しながらもスーパーキャッチ。誰や、守備が下手や言ったのはｗ
そして六回の攻撃。一死から赤星が内野安打で出塁すると、シーツが送る。一塁が空いてカープは対戦率12の0の金本をスキップして敢えて桜井と勝負。2ボールからの必殺シュートを腕をたたんで引っ張ると、打球はサード新井の右を破る。と、そのまま勢い衰えずレフト前田の左も抜いて、2点タイムリー三塁打となった。いや、凄い球足の速い打球だわ。追い込まれても見極められるし、長打も打てるし、右にも打てる。将来、落合クラスの打者になるかもな。葛城も追い打ちで4-1。こうなりゃ、意地でもJFK。ちょっとヒヤッとしたけれど、逃げ切って久々の六甲おろしが鳴り響いた。やっぱり気持ち良いね。残り30試合。無いものねだりはしないで、今いる戦力で精一杯頑張れ。でも、赤松は上げたほうが良いと思うよ。
で、並行して観ていた横浜も熱かった。三浦-川上のエース対決。4連敗中のベイスターズの魂を揺り動かしたのはエースの「打撃」だった。二点リードを許した5回裏。二死無走者で三浦の打席。普通ならあっさり凡退して、次の回に一番からの攻撃に期待するところだが、三浦にそんな気持ちはさらさら無く、思い切り真っ直ぐを引っぱたいて、レフトオーバーのツーベース。｢相手のエースに対して無駄な打席など無い｣と言わんばかりに。攻撃終わりにインターバルが有るのも計算済みだろうが。
結局この回は得点にならなかったが、次の回に4番村田が豪快にレフトへ2ラン。8回にドラゴンズ代打の神様立浪の犠飛で一点勝ち越されるも、その裏、村田・吉村の連打でチャンスを作り、内川が三塁線を際どく破るタイムリー。続く相川も上ずってきた川上のカットボールをライト線に弾き返して逆転。投手が平井に代わり、代打種田がいぶし銀のセンター前タイムリーで3点差。ドラゴンズも岩瀬が不在で川上を引っ張らざるを得なかったが、見事な集中打だった。
9回はクルーン登場で左うちわ・・と思ったら、井端内野安打、荒木四球でおやおや。中村は三振も、ウッズ四球で満塁。こういう場面で滅法強い森野がセンター前へ弾き返して一点差。おいおい。李、英智を何とか打ち取って熱闘に終止符。
ベイスターズは明日からジャイアンツと3連戦。頼んだよ！そしてその次の甲子園ではよろしくね(ノ∀`)