千葉日本一!

日本シリーズ第7戦はマリーンズが今シリーズ三試合目の延長戦を12回8-7で制し、5年ぶり4度目の日本一の栄冠。

ナゴヤドームの呪縛もこのチームの「和」を崩す事は出来なかったか。先発の渡辺、続く小野が打たれても、内、薮田、小林、伊藤が見事に抑えた。
打線もルーキー清田、今江、岡田らの若手と井口、サブロー、里崎、福浦のベテランが上手く融合。そのチーム力は眩い程に輝いていた。

リーグ3位からの「最大の下克上」。正確にはリーグ戦最終盤からは4位からの大逆転劇。そこから負けられない試合、アウェー、ビハインドという逆境を跳ね返し続けての見事なチャンピオンだ。

ちなみに現在の12球団で一番日本一の回数が少ないのはイーグルスの0回。その次は我がタイガースであの1985年の1回のみ!これだけの人気と伝統を誇るチームとしては余りにも淋しい。まあ、それが特徴と言ってしまえばそれまでだが。やはり応援している身としては優勝、日本一という見返りが欲しいよね。毎年言われ続けている「ここ一番」での勝負弱さを克服して来年こそ!


更にちなみに・・優秀選手賞を獲得したマリーンズの内竜也投手とエース成瀬善久同期で同じ神奈川県の高校出身。成瀬はご存知横浜高校センバツ準優勝。しかしドラフト順位は川崎工の内が1位で成瀬は6位。当然、1位の選手にはそれなりのプレッシャーがあるし、下位の選手には反骨心があるだろう。共に努力して掴んだ成功。もちろん、まだまだ2人には更に飛躍のチャンスがある。