歓喜

日曜日は各スポーツで復活や感動や悲喜こもごものドラマがあった。何と言っても一番はオグシオ最後の試合での劇的な勝利。ライバルとの決勝戦と舞台も完全に出来上がっちゃってて、対戦相手のスエマエは引き立て役になっちゃって、ちょっと気の毒だったな。それでも実力伯仲の試合はやっぱり面白い。今年はオリンピックもあって、バドミントンをしっかり観たのは初めてだったけど、スピード感は凄いね。
オリンピックと言えば、体操の富田選手の引退試合も行われて、鉄棒で「美しい」演技を以って去っていった。採点基準も変わっていって技の難度重視の風潮の中、あくまで「美しさ」に拘った演技は観る者を魅了した。
競馬のエリザベス女王杯はスタート直後に武豊騎乗のポルトフィーノがつまづいて落馬。馬はそのままレースを走りきって一着でゴール。いわゆるカラ馬で軽くなって気持ち良かったのか?カラ馬で一着と言えばギャロップダイナ。こういう馬は一発どでかい事をやってくれそうだから、追いかけてみるのも面白いかもよ?

野球のアジアシリーズは日本の埼玉西武が台湾の統一との「ライオンズ対決」を1−0の9回サヨナラ勝ちで降し、日本のチームとしては4年連続優勝を果たした。9回二死一塁から佐藤が左中間に詰まり気味のヒット、一塁ランナーの石井義人は守備陣の緩慢な処理の間に一気にホームインでサヨナラ。かつてジャイアンツとの日本シリーズクロマティー‐川相の中継プレーの隙を突いた辻選手の走塁の再現。これには統一の選手も驚いたと同時に、改めて全力プレーの大切さを学んだのでは。これも野球。
野球と言えば、来年から始まるプロ野球関西独立リーグのドラフト会議が行われ、神戸の7巡目で指名された現役女子高生の吉田えりちゃんが超推せますね(ノ∀`)女子野球のアイドルと言えばご存知茨城ゴールデンゴールズ片岡安祐美だけど、こちらは男子に混じっての正真正銘のプロ選手。水原勇気が遂に現実に登場する。サイドスローからのナックルボールが武器だそうで、女性特有の筋肉から放たれる軌道は揺れて落ちたり伸び上がったり。正に「ドリームボール」!?機会があれば観戦に行こう。こっちの「えりりん」にも要注目!





テニスではクルム伊達公子が38歳!にして全日本でシングルス・ダブルスの二冠達成!昔テニスをやっていた私はライジング打法を真似してやっていたなあ。久しぶりにラケットを握ってみようか・・
そして、全然ニュースで紹介されなかったが、ラグビーテストマッチの日本‐アメリカ戦が名古屋の瑞穂ラグビー場で行われ、日本が29−19で勝って、アメリカからは9年ぶりの勝利。実に魂の入った素晴らしい試合だったのだけれど、何でサッカーとこんなに差別されるかなあ。ラグビーファンとしては残念な限り。その一方で関東大学対抗戦で最近低迷している明治が帝京に敗れて遂に大学選手権の出場権を逃す事態に。かつて栄華を誇ったチームの没落は惨め。これでは伝統の早明戦も色褪せてしまう。奮起せよ、明治!