リスタート

ヤンキースタジアムの最終戦。歴史ある球場の最後って事で、ちょっと異様な雰囲気。ベーブルースルー・ゲーリッグジョー・ディマジオとか伝説の選手と一緒の系譜に松井が名を連ねているのが凄い。甲子園も同じく歴史ある球場だが、なるほどあの佇まいや何ともいえない独特の空気感は長い年月掛けて培ってきたものだろう。
バックスクリーンのカウントダウン。3・2・1・・・と来て0とはならずに「Forever」なんて粋じゃない?


イーグルスの岩隈が20勝達成。ローテーションの間隔も長くなって総体的に登板数も少なくなっている中での記録は素晴らしい。しかし、岩隈が17も貯金しているのに最下位のイーグルス・・頑張れ!


傷つき、甲子園に戻って来たタイガース。先発マウンドを託されたのはプロ初先発のルーキー石川。ルーキーにとっては酷な立場だろうが、お家の事情がねえ・・こういう大事な試合で相当プレッシャーもあったと思うが、立ち上がりからポーカーフェースでキレの良い真っ直ぐやスライダーを臆する事なく投げ込んでいく。
打線も初回赤星がヒットで出塁すると、関本にバントではなく、スチールを選択。岡田監督の攻めていく姿勢を強く感じた。選手もそれに呼応して2回で3点のリードを石川にプレゼント。この時点では今日は楽勝ペースだったのだが・・
4回、吉村に豪快にレフトスタンド中段まで2ランを叩き込まれ、試合展開は一変。初勝利の権利が掛かる5回に試練。明らかに腕の振りが鈍り、変化球も高目に抜け出して二死満塁のピンチを招き、打席には4番の村田。ここで逆転されたら・・と、誰もが嫌な予感を抱く場面。初球、完全にビビって低めに外れる。と、ここで矢野が一言「ワインドアップで投げろ」と激。つまりは「結果を恐れず思い切り腕を振れ」の意。これで開き直ったか、真っ直ぐ空振り、真っ直ぐファールで追い込んで最後も真っ直ぐで意表を突かれた村田は見逃し三振!ここは思わずテレビの前でガッツポーズしてしまったw球場のボルテージも一気に上がって本来なら勢いに乗って追加点が入るはずなんだけど、そうはいかないのがアイガースクオリティ(ノ∀`)
アッチソン2イニング、そして内川、村田、吉村と回る8回からは球児を投入して何とか逃げ切り、石川にプロ初勝利。苦しいチーム事情の中で逆に若手が育つには良い環境なのかも。ナイスピッチングだったよ!

ちなみに、観戦に来ていた石川のお姉さんが度々中継で抜かれていたが中々可愛かったよ(ノ∀`)

でもこのコには叶わないけどね


ジャイアンツも勝ったけど、もう相手は関係なく「全部勝つ」という気持ちで!