爆発

タイガースが去年までの鬼門のナゴヤドームで、打線の調子が復活。3試合連続の二桁安打でようやく底を脱出したようだ。と、言うか甲子園には何かが憑いてたな、絶対。東に逃げて助かったとw

この3連戦、もちろん打線の復活があっての勝ち越しだが、一番の殊勲甲はアッチソン。
1戦目と3戦目、共に序盤から大量リードしながら中盤に反撃に合って嫌な流れになりかけたところをまるで何事も無かったかのように、アウトを積み重ねていく。MBSの仙田アナだったか、「月光仮面の様」と言ったのは。まさに疾風のように現れて、疾風のように去って行く。球数も時間も掛けずに、あっという間にイニングを進めていく。相手に傾きかけた流れを正に堰き止めて再び自軍の流れに持って来る。かつて球児が担っていた役目を見事にこなしている。球児は剛速球で相手を沈黙させ、ムードを盛り上げたが、アッチソンはテンポとリズムだね。
これで27と1/3回無失点。シーズン当初はポンポン白星を積み重ねたものの、研究されて勝てなくなって「アッチ損」と呼ばれたのが、今や「アッチ尊」と奉られる変身ぶり。散々貶して置いて掌を返したような扱いはさすが関西wしかし、「適材適所」ってのはホントに大事。どこで才能が燻っているのか分からないものだ。

さて、金曜から東京ドームで天下分け目の3連戦。広沢コーチもブログでhttp://hirosawa-katsumi.com/torabanashi/2008/09/post_604.php書いているけれども、この9連戦6勝3敗だから、御の字なんだけど、ジャイアンツが7連勝しちゃったから(スワローズとベイスターズ関東連合でも結成しとんかいなwこうなりゃ直接叩くしかないな)それ以上に緊迫したような感じに見える。が、ジャイアンツにしてみればこれだけ勝っても結局1ゲームしか縮まっていないとも言える。
東京のマスコミはやたら「メークレジェンド」と持ち上げるが、そんなに甘いもんじゃない。実は隠れマジックは密かに進行していて、この3連戦の結果次第では逆にタイガースが一気に優勝に向けて加速する数字が出るかもね。何と言っても直接叩けるわけだから。
ま、お互い今シーズン頑張って来た集大成になるだろうから、どんな結果になろうと受け止めるしかない。それに例え3連敗してもまだ並ばれるだけだから、気楽に行こう!

ところで、横浜と言えば、奴が遂にれいなのラジオにまで侵食してきたな。まだヤンタンにまで及んではいないが・・ああ、嫌だ。