愛ちゃん

他のメンバーにがっつくって事は、愛ちゃんにがっつけなかったという事でして、愛ちゃん推しとしてはダメダメでした。今回、立ち位置がほぼセンターのど真ん中で、席でいうとアリーナAでもホントのセンターブロックでないと、じっくりと味わえなかったように感じました。でもそれは凄い事でして、愛ちゃんがハロプロのど真ん中、顔だっていう事でして。
モーニング娘。のリーダー・エース即ちハロプロのエース。かつてはなっちやごっちんがドーンと立っていた位置に愛ちゃんが上り詰めたという証。素養や事務所のバックアップもあったでしょうが、本人の鉄の如く堅くて富士のように高い志と、日々の弛まぬ鍛錬の賜物でしょう。誰推しとか関係無しにそういう扱いに不義を唱えるファンも居ないと思いますが、そういう人を応援している自分がちょっと誇らしかったり。ホントは愛ちゃんがそういう立場になった事を喜ぶべきなんでしょうが、でもね、何となく遠くなってしまったようで寂しくもありという微妙な心理w
愛ちゃん自身はどう自覚しているのかは分かりませんが、立ち振る舞いとか佇まいとか見ていると、楽しみながらも決めるところは決めるみたいなのが自然に出来ているなあと感じたり。
日曜の夜公演。裕ちゃんがモーニング娘。生誕10年について語り、なっちが胸を熱くして涙を流している時、ステージの一番上のど真ん中でその様子をジッと見つめる現リーダーの姿がありました。諸事情で双眼鏡がなかったので確認出来ませんでしたが、頬を流れるものを拭っていたような仕草も(隣に居たサブリーダーは完全にウルっと来てましたけど)。先輩達が築いてきた歴史があるから今がある。それを途切れさせる事なく未来へ繋げていく。そういう覚悟というか、決意みたいなものを漲らせているのがビンビンに伝わって来ました。
そんな訳でハロープロジェクトという大人数集団でのイベントでありながら、却って「高橋愛」という個の存在感を実感した次第。

ぶれないもの。愛ちゃんが信念を持っているように、私の愛ちゃんに対する想いも変わりません。だから何が言いたいかと言うと、決してDDではなく、一本太い幹(愛ちゃん)があって、それに付いている枝葉を愛でるのも自然でしょって事ですw