いよいよ決勝

tomoaki5242006-08-19

駒大苫小牧-早稲田実業。日曜だし、超満員間違い無しだな。実力は互角。共にエースが準決勝で調子を上げてきたのが楽しみ。今回は各地の予選の決勝から気になっていた事なんだけど、とにかく派手な試合が多過ぎる。打撃戦といえば聞こえがいいが、それだけ投手が脆弱になっているともいえる。本大会でも本塁打数新記録達成など打高投低の印象が強い。一イニング4点、5点は当たり前とか。もちろん、そういう試合も面白いけれども、野球の本質は投手がしっかり抑えて、その中での一点の攻防にあると思う。皮肉にも決勝に残ったのは今大会一、二を争う好投手を擁する両チーム。
ただ、田中、斎藤、持ち味はそれぞれ異なる。田中が「剛、動、炎」なら斎藤は「柔、静、氷」か。闘志剥き出しでグイグイ押して来る田中に対して、斎藤は状況に応じて引いたり、押したり出来るタイプ。田中は時折見せる冷静さが、斎藤は時折見せるガッツがアクセントになっている。どっちが上とか無いが、明日は決勝に相応しい投手戦を期待しよう。73年ぶりの三連覇か、古豪悲願の初優勝か。