大阪恋の歌

「無色透明なままで 」が終わり、一人花道を歩いてくる愛ちゃん。「モーニング娘。コンサート」の中でこの時間だけは「高橋愛」の為だけに用意された舞台。位置的に横から観る感じだったけど、何かもう・・魅了された、圧倒された。大阪で観たのとはまた別次元の凄さ。前から、横から、後ろから、今までの会場の何倍もの視線を浴びながら全くぶれない、揺るがない。今持っている自分のスキルを全部使って表現していた。そしてラストシーン、神々しかった。
座間から始まった「高橋愛劇場」。ほぱさんが「一人ミュージカル」と上手い表現をしてくれた。確かに歌、ダンスと見せ場はタップリ。でも初見では物足りなかった。こんなの完成形じゃない、ただ形通りに歌って踊っているだけやん、愛ちゃんならもっと出来るはずと思って、各所でみる毎に変化していって、「愛ちゃんも試行錯誤しているんやなあ」と感じた。
で、名古屋辺りで「おっ」と思うようなトコロがあり、大阪での最終公演、これが凄まじかった。一旦大阪で完結した物語。でもまだ愛ちゃんは決して終わりでは無かった。
さいたまで魅せた物も終わりではなく、また「リボンの騎士」へと繋がっていくのを感じさせるものだった。
あのセンターステージで歌うって事は何か特別なモノがあるんじゃないだろうか。美貴様紺ちゃんは去年の武道館でもセンターステージでは無かったし、やはり演出側も何かの意図を持ってやっているんだろう。愛ちゃんの未来像。ヤンタンでも何回か話しているように、具体的に見えてきているのだろうか。
去年、この曲を歌うに当たり、センターを任される事への意気込みを語った愛ちゃん。それを知っているだけに、やはり思い入れも違う。あの時とは環境も変わって、ますます成長して行く過程でのこの課題。これをクリアーして、また一歩ステージを登った愛ちゃん。どこまで行くんだろう、取り残されないように必死で付いて行こう。好きなんよ、いつまでも。