朗読劇「私の頭の中の消しゴム」

愛ちゃんと佐々木喜英さん出演の回(2人にとっては最終回)を天王洲銀河劇場に観に行って来ました。

感想は・・さゆがブログに書いている通りです。

愛ちゃんが演じる薫が浩介出会ってから、幸せな結婚生活、やがて恐ろしく切ない未来へと・・

とにかく愛ちゃんの表現力がこれでもかと、炸裂する。朗読しながらだから、動きは少ないのですが、だからこそ、声や表情や相手との息等、その時の台詞や想いに合ったものを伝えなければならない。

前半はコミカルな表現もあったり、幸せで明るい未来を描く2人が微笑ましかったが、後半はもう涙腺決壊。愛ちゃんもいつもの鼻水垂らしながら泣きパターン。

かと思えば、狂気な感じだったり、記憶を無くして遠くをボーッと見つめる辺りでは、さゆと同じく「愛ちゃんが・・どっかに行ってもた〜!」と胸が苦しくなった。

客席は女性が多くて、途中からあちこちですすり泣きが。絶対愛ちゃんの演技にやられたよね。


共演の佐々木さんの演技も凄く良かった。例え自分を忘れられても薫をどこまでも愛する気持ちに胸が締め付けられた。


カーテンコールの途中で佐々木さんがケーキを持って登場するサプライズ。その後会場でハッピーバースデイ合唱。愛ちゃんビックリして佐々木さんをしばくw
でもとても嬉しそうで、後ろ向いた時に顔を見上げて涙を堪えてた。

最後はスタンディングオベーション。朗読劇は初めてだったけど、2人だけの演技に最初から最後まで引き込まれました。

3度目の公演だったんで、2人ともに進化させて来たんでしょう。素晴らしい!!


ちなみに席はB列だったんで、愛ちゃんの表情や演技をバッチリ堪能させて頂きました。

退場する時に客席に見た顔が。「ファッショナブル」の演出家の吉田さんと脚本家の坪田さんでした。愛ちゃんの演技を絶賛した2人ですが、今回でまた株が上がったんじゃないかな?

3階にはさゆ絵里がいたらしいが、全く気付かず・・ま、愛ちゃんを観に行ったんだからね!

終演後はロビーで、展示されている愛ちゃんと佐々木さんが実際に書いたメモ(劇中の重要な小道具)を見たり、余韻に浸ってました。

他の出演者の回を見てどう表現を変えてるのか見たかったな。

愛ちゃんって業界内で女優としての評価はどんな感じなんだろう?でも外部からこうやって声が掛かるんだからそれなりに高いんだろうな・・


やっぱり愛ちゃんは凄い!恐ろしい!そして可愛い!自分の中でモヤモヤしたものが晴れました。

私の好きなのは愛ちゃんだけ。さゆには負けへんで!