今日は帰宅してから、ヤンタンを聴こうと思ったんだけど、8ちゃんでやってた震災のドキュメントドラマを見入ってしまった。

そっか、あれから15年か・・姫路の方は神戸ほど被害は酷くなかったけど、地震が起こった瞬間の衝撃は・・まじで家が壊れると思った。窓の外から東の方を見ると、夜明け前なのに、空が真っ赤になってて、心底怖かった。
1階に降りると、温水器のパイプが外れて水浸し。停電してて、めっちゃ不安だったなあ。でも神戸の方はそんなもんじゃ済まなかったんだもんね。電話も当然繋がらなかったし、今みたいにネットが発達してなかったから、情報も分からないし、とにかく不安だった。割合すぐに電気が復旧して、テレビを点けたら、とりあえず大地震があったという事は分かったけれど、あまりにも被害が大きすぎて詳細は分からない。
会社に電話したら、「遅れても良いから出勤して下さい」との事だったので、出勤しようとしたら、道路はありえない大渋滞で、自転車で行った。途中やっぱり被害を受けた建物もあって、右往左往してる人も居たりで、騒然としてた。店に行ったら、商品が散乱してて、とりあえずその片付け。で、ホームセンターという店の性格上、買い物に来る人も多数でその対応におおわらわ。翌日からはもう、商品確保と殺到するお客さんを捌くのに本当に大変だった・・覚えているのは、シートと水を入れる為のポリ容器の到着を待ち構えているお客さんの殺気だった雰囲気。

今では街並みはすっかり復旧したけれど、移住した先で孤独死する高齢者の問題とか、未だに癒えぬ心の戦いに苦しんでいる人も居る。

そういう意味では、ただ普通に暮らして生きているって事がどんなに幸せかというのを思い返す日でもある。またその日がやってくる・・