エキサイティング!

王監督退任へ

やはり体調とかそれからくる気力の衰えとかあるんだろうなあ。最近、元気なかったもの(チーム状態もあるだろうけど)。14年かあ、入れ替わりの激しいプロ野球界では異例の長さだよね。ホークスの監督といえば王さんしか思い浮かばないもの。それだけ、王監督の人望が厚かったという事だろう。でも長過ぎるというのも組織に停滞を生む事になる。そういうのも感じ取ったのかも知れないね。WBCでは良く日本代表というチームをまとめあげて世界一にしてくれました。世界のホームラン王は世界一の監督でもありました。
タイガースファンとしては、2003年の借りを返せないままに去られるのは非常に残念ですが、長い間お疲れ様でした。これからはゆっくりと野球を楽しんで下さい。

桑田真澄引退

埼玉県の越谷市民球場にて行われた「のってけベイブルース」と「茨城ゴールデンゴールズ」の試合でベイブルースの選手として参加。先発して内野、外野を守りながら最後は再びマウンドに上がり、欽ちゃんを三振にとって最後のマウンドを飾った。
やっぱり桑田は野球が好きなんやなあ。思えば、PL学園1年の時のあの池田との準決勝を生で観戦してから、存在を知り、何だかんだで応援したり、貶したり。ドラフトのいきさつやスキャンダルもあって、いつも何かを背負ってマウンドに上がっていたような気がする。真っ直ぐとカーブだけで勝負出来る最後の投手かも。ジャイアンツを退団してメジャーに挑戦して初めて晴れやかにプレーしていたような。
背番号18が本当によく似合う「エース」。その野球に対する真摯な態度も含めて心の中での最高の投手でした。
しかし、江夏の時と言い、NPBは何故メジャーで球歴を終えた人に対してはセレモニーとかの場を提供してあげないのだろう?寂しい事です・・

覇権の行方

マジック2のライオンズ。3点を追う8回裏の攻撃中にバファローズ敗れるの報。俄然盛り上がる球場の雰囲気の中、後藤が満塁走者一掃の逆転打で7−5。後はクローザーのグラマンが9回を抑えれば、栄冠を勝ち取れる手筈だったが・・満塁から押し出しの後、フェルナンデスにまさかの逆転グランドスラムを被弾して、逆転負け。それでもマジックは1だから、明日勝てば優勝決定だ。まあしかし、野球って色んな事が起こるなあ。

デーゲームでカープジャイアンツが死闘を演じて痛み分け。タイガースは勝てば半歩、いや、意味合いからすれば、1歩リード出来る。
先発は先日のジャイアンツ戦で2回途中降板の下柳が中二日。広い甲子園ならば、のらりくらい投法がハマる。6回1失点のナイスピッチング。その後7回アッチソン、8回ジェフ、9回球児と無失点で繋ぐ。だが、タイガースも鳥谷のホームランによる1点のみ。
10回からは久しぶりに帰ってきた久保田劇場。二死三塁から斎藤の打球は二遊間へ。誰もが「やられた」と思った瞬間、この回途中から二塁に入った藤本が横っ飛びで捕って、送球が低くなったが、関本が体で止めるファインプレイ。
11回は一死一二塁。村田のライトファウルフライを平野がジャンピングキャッチ。平野は以前、同じ様な打球に飛び込んで頭からフェンスに激突して大怪我を負ったのに、ホントに勇気ある選手だ。
12回は一死一三塁。斎藤の微妙な浅いファウルフライを平野がキャッチ。素早く低い送球で三塁走者を釘付けにする。続く石川に久保田が渾身の投球。一球ごとに大歓声が上がるなか、最後はズバッと153キロが真ん中低めに決まって見逃し三振。これだけ守備で盛り上がったら、サヨナラがありそうなものなのに、6回の鳥谷のホームラン以降はヒットすら無しという低調ぶりではチャンスすら作れず。打撃は何か皆疲れているなあという感じ。全く振れてないし、簡単に追い込まれてしまって自分の打撃が出来ていない。明日は天敵三浦だし、これでは思いやられる・・

結局ジャイアンツにお付き合いしてしまったが、まあ、必死にやっている結果だし、負けないだけ良かったと考えよう。

残念だったのは、広沢コーチのブログhttp://hirosawa-katsumi.com/torabanashi/2008/09/post_609.php
にあったように、心無い野次を飛ばしたファン(とは言えない)が居た事だ。そりゃイライラするかも知れない(実際テレビの前で突っ込みまくりだったしw)。でもなあ、自分がどれだけ愚かな行為をしているか分かってないし、それを擁護している人が居る事にビックリだ。選手が怒るなんてよっぽどの事だよ。中継でも映っていたけど、あの温厚な赤星が凄い剣幕だった。係員は即刻退場させるべきだったのに・・