感想

tomoaki5242006-08-26

やばい、このままだとDDだと思われてしまう(汗)

昨日一番感動したのは、亜麻色の髪の乙女の「あなたに会いたい」と「リボンの騎士」の歌いだしを間近で観られた事。あの時の表情を思い出すだけで体に電流が走るわ・・まさに芸術。

劇中愛ちゃんを観ていて感心するのは、大階段を駈け降りる時、決して視線を落とさずに、前を見ながら降りてくる。少なくとも、俺の入った時は全部そうだった。感覚なのか、段数を数えているのか、当たり前の様にこなしているけれど、結構難しいよねえ?

そして、「男」と「女」の演じ分け。分かりやすいところで言えば、王と王妃の呼び方。「男」の時は「父上」「母上」。「女」の時は「お父様」「お母様」。あとは声色、かな。そして表現で言うと、「女の魂」での「男」「女」、「男の魂」での「男」「女」では違ってくる。「女の魂」での「女」では愛らしい、正しく「姫」。「男の魂」での「男」ではより力強い。ここら辺の使い分けを考えながら観るのが楽しい。同じ場面でも、男女が一瞬で切り替わる場面が多々。
基本、サファイアは「女の魂」が表に出ている「女性」。それでありながら王子として生きているわけで、例えば、牢獄での牢番との絡みではもう女とばれているのだから、女として振る舞ってもいいのに、母を護る為に男として対峙している。で、脱走して途中ヘケートと出会う場面では女になっている。そういう描写が味わい深い。何故ここは「男」なのか、「女」なのか、それによって表現しようとしているのは何なのかを考えるのもまた楽し。